臨床的寛解の達成と構造的損傷の進行抑制を目指したRAの治療戦略
関節リウマチにおいて、関節破壊の進行を抑制するためには、早期からの治療介入が必要です。
本動画では、臨床的寛解を達成し、構造的損傷のさらなる進行を防ぐことを目的とした治療戦略について、
オックスフォード大学のPeter Taylor先生に解説していただきます。
関節リウマチにおいて、関節破壊の進行を抑制するためには、早期からの治療介入が必要です。
早期※からDMARDsによる薬物治療を開始することで、
長期的な転帰を改善することが期待されます1-3)。
※発症後12ヵ月未満
1)Brown PM, Isaacs JD. Clin Med. 2014;14(6):s50-s55.(Figure 2a)
2)van der Linden MPM, et al. Arthritis Rheum 2010; 62 (12): 3537-3546.(Figure 1A)
3)Nell VPK, et al. Rheumatology (Oxford). 2004;43(7):906-914. (Figure 1)
- 演者
- Professor, Norman Collisson Professor of Musculoskeletal Sciences,Nuffield Dept. of Orthopaedics,
Rheumatology and Musculoskeletal Sciences,
University of Oxford - Prof. Peter C Taylor
目次
- Sharp/van der Heijdeスコア(SHS)の推移(X線上の進行)【00:20】
- DAS28スコアの推移(疾患活動性)【01:19】
- 関節リウマチ診療ガイドライン2024改訂 薬物治療アルゴリズム【02:01】
- EULAR関節リウマチ治療リコメンデーション2022年改訂版に基づくフローチャート【02:41】
- EULAR関節リウマチ治療リコメンデーション2022年改訂版におけるJAK阻害薬の推奨点と注意点【02:56】
- NICEのRAガイダンスにおける中等度RAに対する有効な治療の提案【03:57】
- 疼痛管理の重要性【05:28】
- FINCH1試験:試験概要【06:39】
- FINCH1試験:患者背景【08:19】
- FINCH1試験:投与12週時のACR20改善率(主要評価項目〔検証的評価項目〕)【08:30】
- FINCH1試験:ACR20/50/70改善率の推移(副次評価項目)【09:35】
- FINCH1試験:投与24週時のmTSSのベースラインからの変化量(主要評価項目〔検証的評価項目〕)【09:59】
- FINCH1試験:投与52週時のmTSSのベースラインからの変化量(副次評価項目)【10:51】
- FINCH1試験:投与12週時、投与24週時、投与52週時の臨床的寛解の各指標の達成率(副次評価項目、追加された評価項目)【11:22】
- FINCH1試験:全体集団および日本人集団のDAS28(CRP)のベースラインからの変化量における推移(副次評価項目)【12:25】
- FINCH1試験:全体集団および日本人集団のCDAIのベースラインからの変化量における推移(副次評価項目)【12:40】
- ACRコンポーネントの各指標のベースラインからの変化量(副次評価項目)【12:53】
- FINCH1試験:投与52週時までの安全性【13:30】